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なぜ医師不足になったのか?
2008年 10月 24日 |
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<妊婦死亡>東大病院も受け入れ断る : 社会ニュース

↑のようなニュースを以前にも聞いた事があります。

で、私の記憶では、何年か前までは
「医師過剰」
「小児病院、産院はありすぎて共倒れになる」
なんて、聞いたような・・・・

で、関連するニュースとして↓こんなニュースも見つけました。
「産科医開業最大1億円助成」 応募ゼロ 富士市困惑
このニュースの、概要は
「一億円あげるから、富士市で産科を開業してくれる人募集!って言って見たけど、3ヶ月経過した時点で、誰も応募しなかった。」
というものです。

小児科や産科が少ないなら、今、小児科や産科として開業すれば、患者さんや妊婦さんが押し寄せて安泰な病院経営なのに・・・・
と思うのですが、だれも、応募してこない。

記事では、
「これほど医者不足とは!」
というコメントが書いてありましたが、単に不足してるのではなくて、
誰もやりたがらない
んですよね。

ということで、とりあえず産科に絞って話を進めてみます。

さて、誰もやりたがらないのはなぜ?
という疑問が沸くのは当然なので、ちょこっとググッてみると、
 ・現在、これだけ産科が減ってくると、一人の医師にかかる負担は非常に大きい。
 ・夜中だろうが、何だろうが、たたき起こされて寝る暇もない。
 ・閉鎖した産科医からの転院などでは、既往症や状況がつかみにくく情報が少ない。
 ・急変による緊急手術(帝王切開など)は、さらに、情報の少ない患者への対応となる。
 ・高度な医療を必要とする病気の患者の緊急手術は設備や技術が伴わない。
といった様な理由が見つかりました。

ただし、これらは、現在の状況を鑑みるとこういうことだということであって、いつからこうなったのか、なぜこうなったのかが重要なことですよね。

そして、さらにググッて出てきたのが↓の論文です。
日本の病院では医師数が絶対的に不足している
(総合病院鹿児島生協病院 院長 馬渡 耕史 (まわたり こうし))

この論文を読むと、
1.もともと、日本の医師は少なかった。
人口1,000人あたりの医師数は日本が2.0人なのに対し、ドイツ3.4人、フランス3.4人、アメリカ2.3人で日本の医師数は、ドイツの6割、アメリカの7割。(2005年調べ)

2.じゃあ、もともと少ない医師が今さらに減っているのか?
人口1000人当たりの医師数は、1970年の1.1人から微増を続け、1998年までは1.9人まで、増加しています。
ただし、この状況は医師不足を補う状況では無いそうです。

3.ところで、冒頭に書いた「医師過剰」などと言われた時代があったけどそれはどういうことか?
一部私の推測が入りますが、団塊の世代以降、徐々に出生率が低下してきて、全体の人口に対する高齢者の人口が大きくなってきた。
そうすると、国が負担する医療費が一気に跳ね上がる。
(というか、実際そうなった)
なので、国は医療費の増加抑制のために、高齢者に医療費を負担させただけでなく、医師を減らす(これ以上増やさない)ことによって医療行為が減り、医療費が減る、という安直かつおバカな策を講ずることにしたようです。
また、医療報酬を減らすという策も行われたようです。
つまり、「医師過剰」というのは、これ以上医師を増やしたくなかった国の「プロパガンダ」だったわけです。

というわけで、「自己負担の増えた患者は病院にかかりにくくなり、医療報酬の減った病院は赤字経営に苦しむ」という図式が出来上がるわけです。

4.実際、医療報酬ってどのくらいなのか?
以下に示す金額が医療報酬として妥当かどうかは、私は医療関係者ではないのでよく分かりませんが、次のような格差があるのは事実らしいです。

「日本の医師は、欧米の3.5倍の患者さんを診察しているます。しかし、外来患者さん一人当たりの診察料の平均は、日本が7,000円なのに対して、米国は62,000円、スウェーデンはなんと89,000円で日本は極端に低いものになっています。」

で、3項で言ったように、患者は来ないし、儲けも少ないということで、赤字経営→病院閉鎖→病院(医師)不足という顛末になってしまうのでしょう。

5.ということで、現在の状況が生まれてきたわけです。
1.~4.までの、状況があって、2008年現在、
「病院(医師)不足→負担の増える医師→オーバーワークの末退職→さらに残った医師への負担増」
という負の連鎖になっているわけですね。

さらに、病院や医師が不足すれば、緊急の治療や手術の必要な患者に対応するリスクが高くなり、医療事故を起こすのではないかという危険との隣り合わせにあり、実際にそういった裁判も行われる中、医師を目指す人々がいないのも仕方が無いのかな?と思える現状なのです。


さて、長文過ぎてまとめようがなくなってきた本日の記事ですが、結局、
「労働と、その危険性、そして、より高度な治療が必要になってきた現代の病気を治すための医療設備を整えるための治療に対する対価をちゃんと払ってくれよ。」
ということになるのでしょうか?

しかし、こういった状況の中でも、ぶっ倒れるまで働いてくれているお医者さん達に感謝しなくてはいけませんね。
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by Model_Car2 | 2008-10-24 00:36 | ニュース
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